読みもの2026年7月15日

白と墨に振り切った、数日のはなし

文・UTAR開発チーム

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ここ数日、ぼくはUTARの見た目と操作を、ぜんぶ見直していました。機能を足したわけじゃなくて、どちらかというと引き算です。

まず色。ずっと寒色の藍をベースにしていたんだけど、道北のメディアなのに、なんだかひんやりして見える。思いきって、真っ白と墨の二色だけに振り切りました。クリーム色の地に明朝、差し色にテラコッタ。ああいう、どこかで見たことのある「それっぽい」顔をやめたかった。白と墨、あとはうっすらグレーの罫線と、たっぷりの余白。それだけ。

カードもだいぶ減らしました。角丸の箱をあっちにもこっちにも並べると、いっけん整って見えて、じつは目が滑る。箱をほどいて、細い罫と余白でリズムをつくると、不思議とすっきり読めるようになる。

絵文字も全部、単色のアイコンに置きかえました。天気のお日さまマークも、チェックのしるしも、機種によって色や形がバラつくのが、どうも落ち着かなくて。

横幅も広げて、文字もほんの少し大きく。ぎゅっと真ん中に縮こまっていたページが、すっと息をするようになりました。

ぼくがいちばん気に入っているのは、操作を左右で対にしたところ。読むは画面の左、発信は右下。受け取ることと、届けること。両手にひとつずつ、みたいな感じです。発信のメニューも、あれこれ並んでいたのを、スタジオ・お知らせ・メルマガの三つまで削りました。迷う余地を減らすほど、道具は道具に戻っていく。

引き算ばかりの数日だったけれど、削るだけじゃなくて、要所はこっそりリッチにしています。たとえばメルマガ。これまでただの入力欄だったのを、見出しも太字も画像も使える、ちゃんとした書き味のエディタに変えました。時間のかかるボタンには「処理中」の合図を出して、押したあとに不安にならないように。外に出るリンクには、小さな矢印のしるしを添えて。

シンプルにするのと、リッチにするのは、たぶん反対のことじゃない。余計なものを削るから、大事なところに手をかけられる。そういう数日でした。

まだ途中です。気になったところは、これからもちょこちょこ直していきます。

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UTARデザイン開発ノート

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